RIN GO MY WAY

koremadenokoto hosoku

だが、そのコミュニティサイトのオフ会に参加したところ、催眠術師が身分を隠してわたしに接近し、後から遅れてくる詩人を見たら悪口をいうという催眠術をかけた。

解説:
 ここの部分ははじめて催眠術をかけられたエピソードなので、じつは正確な記憶がない。女性に小声で催眠術をかけられたような記憶が残っている。内容はわからないが「今、じぶんが言ったことは忘れるように」と言われ、つやこだと思って振り返った記憶が残っている。
 つやこ単独の催眠術なのか、一緒に来ていた初老の男(おそらくボス)がつやこが催眠術を使った後、またかけてきたのか、正確には判別できていない。初老の男はのちに十年後にかかる催眠術のときのわたしの前方に立っていた人物でもある。

つやこは前回のオフ会であなたに悪口を言われた遅れてきた詩人に謝る気はないのか、彼女が嘆いていたという旨の文を送ってきたこともあった。

解説:
 言われたのはじつは二回。一回目に言われたときは、だれかに小声でささやかれて命令された旨を答えて、つやこは一度引き下がっている。「これまでのこと」に書いたのはそののちしばらくして同じ質問をされた時のエピソードである。そのときには完全に忘れていて、その代わり嘘判別が反応した。

そして時折わたしに催眠術をかけ質問して、わたしに妄想があると触れ回った。

解説:
 やんでぃに最初に右肩に手を置かれて、「俺に手を置かれると安心するだろう」という旨のことを言われたが、その時は右肩をゆすって拒否している。しかし、何度か右肩に手を置かれてしまい、催眠術にかかるようになってしまった。

わたしはついに今回の催眠術制裁を受けるに至る十年後に発動する催眠術にかけられた。

解説:
 当初、駅の構内でやんでぃと別れた後、名前を呼ばれて振り向こうとした瞬間、右肩に手を置かれ行動不能にさせられ、左腕を後ろ手に掴まれて、押すように、駅前の公園まで連れていかれた。先を歩くのは初老の男で、わたしの後ろで押しているのは中年の男性だった。
 初老の男は公園中の花壇らしき石段の上に立って、催眠術の内容らしきものを大声で話していたが、実際に催眠術をかけているのはわたしの後ろにいる中年男性で、聞こえるか聞こえないかの声でしゃべっていた。
 彼らがまず聞いてきたのが、申し訳ないと思う人物を挙げよということだった。
 わたしはnanaと、nanaとのトラブル後に親しくなったが別れた女性と、例のオフ会に遅れてきた詩人の名を挙げた。すると初老の男は、遅れてきた詩人の名前に気づき、首をかしげながらしばらく笑っていた。本来、そこでじぶんが善意の人であることがわかって、催眠術をかけるのを中断すべき事由に充分な情報であるが、そのまま続けられた。催眠術師たちには善意の判断能力が極端に欠けている事例である。掛けられらた催眠術は以下の通り。
 十年後に強烈な下痢などに襲われる。
 脳にダメージを負わせて、思考を狭い空間に閉じ込めて上手く考えられないようにする。
 いろいろな思考がコロコロ変わる。
 手足に気の流れができて、手足が勝手に動く。
 等々の数十項目に及ぶ。早朝のまだ通勤する人のほとんどいない時間帯で、だいたい1時間半くらいかけていた。

そして数年前その催眠術が発動し、わたしは精神的に追い詰められて、葛飾橋病院という精神病院に通うようになった。
担当医から統合失調症の薬との説明は受けないでエビリファイという薬の注射を受けていたが、エビリファイとは全然違う副作用が出ていた。

解説:
 彼は杉山太一という医者で週一回勤務しているだけだったが、現在、葛飾橋病院のHPを見ると副院長におさまっているのが確認できる。
 通院をはじめて二、三週間後にエビリファイに変えられたが、当初から注射をしないかと言われていて、わたしが、ときどきエビリファイの錠剤を飲むのを忘れているのを言うと、だから注射に変えたほうがいいといって、錠剤は強く効果が出てしまうから、安定的に効果が見込める注射にするよう勧められた。そして400mgを処方されていた。これは父の調べではあり得ないことらしく、エビリファイは錠剤投与を続けて様子を見てから注射に変えるものだそうだ。父はその点を医療過誤として指摘している。

そして、その配信内容を話題にする「好き嫌い掲示板」に出入りするようになった。

解説:
 この匿名掲示板でわたしはストグラの戦闘面に関する宙星ぱるの行動の感想を書いていたが、他の人が七日から十日遅れて同じ感想を書いているのに気づいていた。
 その後、宙星ぱるのパソコンが不調で強制終了するバグが起こって、彼女が一日デバッグするとアバターを動き回らせた結果、わたしは正確な原因と現象理由を匿名掲示板に投稿していた。
 また当時、宙星ぱるの属するチームの今後の予想をする人が何人かいて、じぶんもやってみようと三回ばかり予想を書いた。結果は違ったが、そのかわりボスのファン太はそれまで語っていたじぶんのチームの予定をすべて変えている。

そこで宙星ぱる本人と思われる人と二回ほど議論したが、相手から無意味にわたしに対する優越感がとまらないような特徴的な文を送られていた。

解説:
 これは「頭の中に脳内麻薬が広がって、理性が吹っ飛び、優越感で満たされる」との暗示と考えられる。
 まったく同内容の暗示が小説家になろうで詩を投稿している元nanaことへびの詩のあとがきにも伺える。
 父が暗示にかかって車に乗り出すと言い出したと仮定すると、「頭の中に脳内麻薬が広がって、理性が吹っ飛び、気分がよくなる」という内容でないと、状況的にあわない。
 理性のリミッターを解除する特徴がみられる。

わたしは三度に分けられた催眠術を食らい、二週間程度催眠術の制裁を受ける羽目になった。

解説:
一次目の催眠術の発動は、具体的には、最初に脳にダメージ与えて、思考する場所を妄想領域に追い込む。そして、オオカミの横側からみた黒いシルエットが幾つも並び、それがベルトコンベア式に流れていく映像が流れて始まるもので、その後、大別して、ストグラのキャラを使ったストーリー部と、こころの表らしきものをいじっていく部と、オオカミのシルエットに隠れた動物を探し出していく部の三つに分かれたストーリーを追っていくものとなっている。
それらが交互に入れ替わり立ち代わり入っていて、思考を右に左に揺らすようになっている。
その中で、彼らが思ったわたしとnanaのトラブルが再現されたり、わたしの人間性を追及する内容があったりしたが、見当違いな指摘であったため、その部分での精神的ダメージはなく、思考を揺らされたり、長時間にわたって何度も謝ることを強制したりするのがつづいて、脳に負荷がかかって困っていただけであった。
こころの表では、憎悪する人、理想の人、理想とするじぶんに該当する人のシンボル的なキャラが設定されていたりする。それをごちゃごちゃにしてしまう暗示が含まれていて自分の思いとは別のことをやらされていた。他にも、こころの中心部のシンボルだったトカゲか恐竜か判断の付きにくいマスクをかぶった男性をプロレスラーに変え、その後ロボットに変えてしまったが、最後にロボットの中を斧で叩き割ると、中には20歳くらいの裸の男性がいて彼に「リン」と名付けた。
こころの表には文字だけの空間があり、「イメージは固着していない。ただ漂わせているだけ」というのがあった。これが何度か「漂ってるだけ」に切り替わろうとしていたが、結局変わらなかった。
オオカミのシルエットの部の最後は、「謝れる人間になりなさい」で締めくくられるが、事実関係として、わたしは何度となくnanaに謝っているので、まったくおかしなことを言うと思った。
補足としては催眠術下の脳内でしきりに、信じろ、信じろ、信じろ、信じろ、真心、信じろというのが長時間続いていた。数時間耐えていたが終わることがなく、結局、洗脳されてしまった。だが、ここで催眠術師は洗脳術も扱えることに気づいた。

催眠術下でやらされたのはこころ読みと過去視で、こころ読みでは例の中心メンバーに心の設計図の特徴に問題があるのが見つかった。

解説:
 こころ読みと過去視、どちらもクリアしている。

催眠術が終わった後、慈恵医大葛飾医療センターの精神科医に催眠術師とわたししか知らない嘘判別についての質問を投げたら、ものの見事に引っかかって、担当医もわたしが嘘判別できることについて知っていることが判明した。催眠術師とグルであることが確定した。

解説:
 催眠術の制裁の際、嘘判別のテストをされた。なので、わたしは「感覚で嘘判別できますか」という質問をした。このとき精神科医は質問されると身体を硬直させて、横を向き、何か考察した仕草をした後、向き直って「むずかしい」とだけ答えている。普通に「できるけど、むずかしい」と言っていれば、自然でわたしは何も気にしなかっただろうが、彼女が余計な思考をしたおかげで、嘘判別の情報を催眠術師から受け取っていることに気づいた。

わたしは当初、催眠術による制裁が終わったことで、心の整理をつけて再出発するつもりであったが、三月の頃から、超感覚上のわたしが彼らの不正や悪行について意識にのぼらせてきていて、心のわたしも、じぶんがそれでよくても同じく催眠術のモルモットとして犠牲になった人たちや女性の被害者を放置してよいのか考えさせてきていた。

解説:
 わたしは人格は一つだが、概念上三体の精神体で構成されている。一つは本体、二つ目は超感覚を扱う天才的な知性のわたし、三つ目が25歳のときに真理に植え付けられた仏である心のわたしである。
 二体はけっして本体を乗っ取ることはなく、意識に主張をしてくるだけである。せいぜい主張をしつこく言ってくるくらいで、それ以上のことはしない。人格権と決定権は本体であるじぶんに任されている。

そして、彼らの正体について分析にかけたところカルトであるとの結果が出た。

解説:
 彼らの不正行為、脱法技術の数々について考え、彼らは何者なんだ考えてといたら、カルトとの答えが意識下から浮かび上がってきた。

催眠術師サイドが政府側であることについて:
 確証はないが、状況のベクトルはすべて政府側(管轄部署は警察と考えられる)であることを示している。彼らはネットを駆使している。まず催眠術と洗脳をするにあたって直接ネットにつながった対象者を攻撃できている点(LANとWifiを切れば不能化できるが不便なのでできない)、ポータルサイトYahooの広告を彼らが作ったあるいは作らせた偽広告に変えることができている点(偽広告を開くと、明らかにデザイン性を喪失した奇抜な色彩にしてあり、脳がダメージを負った状態でそれを見ると、脳が焼けるような感覚に陥る)、動画サイトYouTubeを開いた際に紹介動画上位を操作できている点(ほとんどの動画をクラシックで埋め尽くしていた)、どのサイトに行っても視聴者情報を入手できている点。審査を通すために何度か対象者を調査している点(彼らはここで不正行為を働いている)。協力者を簡単に得ていることができて、協力者が対象者に対して嫌悪感情をもつよう説得できている点。慈恵医大葛飾医療センターの担当医がオオカミが出たについて知っている点。具体的にはいつもは二分割しているモニター画面を三分割にして、左から、わたしの診断記録、書き込むメール、用意してあったテンプレートの順に配置していた。真ん中のメールにテンプレートの内容をコピー&ペーストして、わたしから聞き出した話を書き込むと、わたしの目の前で送信ボタンを押していた。他にも怪しい点はいくつもあるがきりがない。

オオカミが出たの催眠術の制裁内容が出鱈目であったことについて:
 具体的には、nanaとのトラブルの再現でわたしが高揚感を得ていたストーリーにしていたが、実際には、わたしの心の感情を制御する部分が喪失してしまって、どうしたらいいかわからなかったためで、事実とまったく異なるものだった。また、「劣情」という詩をnanaについて書いているものだとしつこく指摘してきて、大きな勘違いをしていた。実際には、その詩を書いた当時、辞書で見た「劣情」という言葉はわたしにとって初めて見る言葉だったので、辞書の意味を知らないまま書いてやろうと思い立ち、まったく新しい概念の劣情を創ったというのが本当のことである。なので、対象者はいない。他にもおかしいところはたくさんあった。

ファン太とジャイケル・マクソンの配信内での会話について

もし万が一ジャイケル・マクソンになにかあったらファン太が宙星ぱるを守るという話をしていた。
これはゲーム内のストーリー上の話かと思ってみていたが、催眠術がばれてジャイケル・マクソンが捕まった場合、妻の宙星ぱるの面倒をふぁん太がみるという意味だった。三人は催眠術犯罪の共犯者でふぁん太は教唆犯であることがわかる。


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